新年の新しき月、新しき日を迎え、神社に参拝して清々しい気分で御神徳をいただき、一年の平安を祈りましょう。当神社では、元日の午前0時に新年を告げる太鼓を打ち鳴らし、新年を祝って歳旦祭を執り行います。
当神社では、毎年新春に企業・会社などの社業繁栄と社員の皆様の健康を祈願し、年頭特別祈祷参拝を行っています。また、前年末より、新しい年の平安を祈る 正月の御供を受け付けています。
古い御札・御守は、一年の感謝の気持ちをこめて、お焚きあげで御焼納ください(神社で授与した神符・守札に限ります。ビニール類などの不燃物は、取り外してからお納めください)。
※正月の三が日は、近隣所有者の御協力で、参拝者用の臨時駐車場が開設されます。初詣にお越しの折にご利用ください。
歳旦祭
歳旦祭は、新しい年、月、日を寿ぎ、年神様に感謝し、神前に皇室・国家・国民・氏子・崇敬者を言祝ぐ新年の神事です。斎主である宮司が祝詞を奏上し、玉串を奉奠した後、国歌「君が代」を斉唱します。
本殿での祭事に続き、地主神である大島大神を奉斎している大島神社をはじめ、摂社末社を順拝します。例年、歳旦祭を終える頃に、御来光(初日の出)を見ることができます。
初湯立神楽
湯立て神楽は、新年に初湯を奉納し、一年の平安を祈る神事です。宮司が祝詞を奏上した後、釜の前で、太鼓を打つリズムに合わせて巫女が湯立ての神楽を奉納します。熱く煮えたぎった釜の湯を巫女が笹の葉で取り、神に捧げて神前を祓い清め、再び神楽を奉納します。
元始御田祭
毎年正月三日、穀物の実りに感謝し、五穀豊穣を祈念する御田祭を斎行します。御田祭は、農耕民族である日本人にとって、特に欠かせないものです。「御田」は「恩田」に通じ、天の恵みの象徴である田に謝恩の心を尽くすという意味もあります。
丸く平らに伸ばした「御田餅」を、文久の時代から当神社に伝わる一木くりぬき盆に重ねて盛り、御神前にお供えします。さらに言立の口上を述べ、太鼓を打ち囃しながら、御田歌を一同で賑やかに奉唱します。
日程
1月1日
- 午前0時
- 新年報鼓
- 午前6時
- 歳旦祭
1月2日
- 午前10時
- 初湯立神楽
1月3日
- 午前11時
- 元始御田祭